新・薄口コラム(@Nuts_aki)

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



オンラインサロンの最大の強みは「社会で楽しむ人」と「社会を楽しむ人」の接点を作ったところにあると思う

ここ最近、柄にもなくいろいろな人とあってしまって(?)います。笑

で、そんな人たちと話をしている中で思ったのが、「社会で楽しむ人」と「社会を楽しむ人」がいるなあということです。

本当はこれをx軸としたらy軸には「能動的な人」と「受動的な人」があるのですが、それを書くと内容がずれてしまうので、今回は予め「能動的な人」の群に絞ったお話です。

「社会で楽しむ」というのは、今の社会に対して何らかのアクションを起こし、自分のやりたい事をどんどん作っていこうとするタイプです。

新しいビジネスを作りたいとか、新しいコミュニティを作りたいとかそんな感じ。

「社会」というおもちゃを使って、新しい遊びを発見する人たち。

彼らは非常に熱量に溢れていて、絶えずいろいろな人をひきつけます。

一方で「社会を楽しむ」というのは、何かを生み出すことは好きだけれど今ある社会の中に「自らが関わって」何かしようというのではないタイプです。

今の社会に面白い素材は十分にそろっているのだから、それを楽しもうというのがこの人たちです。

「社会で楽しむ人」が「社会」というおもちゃを使って新しい遊びを発見するのであれば、「社会を楽しむ人」は「社会」という遊び場の中でワクワクを見つけるイメージです。

この人たちも同じく非常に大きな熱を持っています。

 

「社会で楽しむ人」も「社会を楽しむ人」も、能動的に動いている時点で「熱」に溢れているのですが、その「熱」の見え方は少し異なります。

僕は「社会で楽しむ人」の持つ熱はエネルギー(Energy)と形容するのが最も近く、「社会を楽しむ人」の持つ熱は好奇心(Curiosity)と呼ぶのが一番近いように感じています。

前者は面白いことを生み出すために行動するため、その行動力の源泉としてエネルギーに溢れていて、後者は面白いことを発見するために行動するため、その行動力の源泉として好奇心に溢れています。

これらはどちらに優劣があるというわけではなく、単純に志向性の問題なのです(社会で活躍するには前者の方が向いていると思いますが…)。

 

いろいろな人や組織を見ている中で思うのは、面白いものを次々と生み出せるチームには、例外なくかなり高次元の「社会で楽しむ人」と「社会を楽しむ人」を抱えているということです。

仮に「社会で楽しむ人」の持つ熱をE型、「社会を楽しむ人」の持つ熱をC型とすると、E型とC型の熱量が交わったとき、単体で攻める異常の能力が発揮されます。

たとえば、E型の熱しかない組織はガス調節ねじだけを開いてガスバーナーの火をつけているようなものです(赤い火のヤツ)。

そもそも燃費が悪いし、仮にそれで限界まで火を大きくしたとして、土台となるバーナーが痛んでしまいます。

E型の熱量の人が集まった組織は、そこについていく人たちが疲弊しやすくなってしまうのです。

反対に、C型の熱量を持った人ばかりが集まった組織では、構想ばかりが先走り、全く形になりません。

先ほどのガスバーナーでたとえるのなら、空気調節ねじだけが前回の状態(笑)

こうしたひとばかりが束ねる組織ではついてくる人々は何がしたいのか分からず、いずれ空中分解を起こしてしまいます。

ガス調節ねじと空気調節ねじの両方を開いて初めてガスバーナーが機能するのと同じように、E型の熱量とC型の熱量がそろったとき、初めて大きな力になると思うのです。

(もちろんそれぞれ単体でも一定の結果はでますが)

 

E型の熱量とC型の熱量が混在するコミュニティを作りだすというのが、これからの社会で何かを生み出すためには非常に重要であるような気がします。

そして、実際に多くの人たちがそれに向かって動いている。

堀江貴文さんや西野亮廣さんのやっているオンラインサロンなんかは、まさにこうした流れにあるように思います。