新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



まだ文法で消耗してるの? | 覚えない英文法時制⑦「何年前に死んだ」構文はワンピースのブルックが全て教えてくれる

1-7死んで何年経過した構文


今回は時制の概念の部分ではなく、構文について考えて行こうと思います。
まず構文を扱うのが始めてですので、簡単に僕の構文に対する考え方を述べておきます。
そもそも僕は構文とは、英語から日本語に変換される際に、医薬によって生じた物だと考えています。
だからどんな構文に関しても、理屈をたどれば必ず直訳から導き出せると信じているのです。
多くの場合、構文は丸暗記する物と教えられる事と思いますが、実は覚えなくてもいい物も多いのではないかと思っています。
つまり僕は、構文とは「丸暗記する物ではなく、分解して理解する物」だと考えています。
こうした考えのもと、いくつもの構文を分解してなりたちを探ってみました。
今回の単元も分解した構文の一つになっています。





さて、前置きが長くなってしまいましたが、本題に入りたいと思います。


早速ですが皆様、したの例文を覚えていらっしゃるでしょうか?
「He has been dead for three years.」
有名な「主語は何年前に死んだ」って構文です。
おそらく学校では、「死んだ状態が三年ん継続している。」だから完了形なんだなんて習っていることと思います。
「死んだ状態が継続している」なんて不自然な表現、すんなり許容出来ますか?
実はこの表現の背後には、宗教的死生観の相違が関係しているので、理解できないのも無理のないお話なのです。


そこで簡単に宗教と死生観のお話をしたいと思います。
とりあえず世界三大宗教の死生観だけお話しますね。
まずは仏教から。
仏教では、死んだ人間は別の生き物となって生まれ変わるという輪廻転生の考えに基づいて「死」という物を理解しています。
そのため、来世では今よりいい物に生まれ変わるために仏道修行に勤しむなどの信仰が根付いています。
そういえばマンガのリボーンの骸というキャラクターが輪廻転生をモチーフにした能力を持っていましたよね。


次にイスラム教の死生観について。
イスラム教では、終末の日に全ての人間は蘇り、そこで現世の行動を踏まえて審判を受けるとされています。
現世の行動がよければ天国へいくことができ、悪ければ地獄へ送られます。
つまり、人間は終末の日に肉体に魂が戻り蘇るという考え方なのです。
だから火葬なんて厳禁。
ビンラディン氏が殺された時、イスラム教徒に配慮して水葬となったのはこういう理由です。


最後にキリスト教の死生観です。
キリスト教は基本的にBody&Soulの考え方をとります。
生まれるということは魂と体が一つになる事で、死ぬということは魂と体が離れた状態になるという事です。
ワンピースのブルックをイメージして貰えるといいと思います。
ブルックの魂は死後、一旦は体から離れましたが、ヨミヨミの力で再び戻ってきましたよね。
この「死とは体と魂が分離している状態」という考え方がキリスト教の死生観なのです。



一般に欧米圏はキリスト教がほとんどです。
つまり英語の背景もキリスト教にゆらいする。
だから「3年前に死んだ」って表現は「3年間体と魂が離れてる」っていう様になって、完了形で表されてしまうんです。

よく何でそんな回りくどい表現使うの?何て言う人がいますが、そう感じるのは宗教がちがうから。
キリスト教圏の人にとって「死んだ状態の継続」って考えは何もおかしな事ではないのです。


そんな宗教の違いを理解してこの構文をみたら、少しだけ違った見え方になりませんか。
覚える際の手助けになって頂けたら幸いです。