新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



まだ文法で消耗してるの? | 覚えない英文法助動詞⑩「~しすぎることはない」構文も覚えない

3-10どんなに◯◯してもしすぎることはない


案外長引いてしまった助動詞の単元ですが、あと2.3回で終了しようと思いますのでもう少しだけお付き合い下さい。



本日も助動詞の有名な構文です。
can not be too ...で「どんなに...しても、しすぎることはなあ」という構文、こちらも直訳すればまるで悩むことなく知識として修得できると思いますので、さっそく分解していきましょう。


まずは例文から。
You cannot be too careful in driving a car.
「どんなに車を注意深く運転したとしても、しすぎることはない。」という訳が一般に当てはめられます。
なぜこの様な訳になるのでしょうか。
今回注目すべき単語はtooです。
先日のhelpと同じくこちらの単語も中学校の頃から見慣れているため、かえって盲目になっている人が多い様に思います。
特にtoo に関してはNice to meet you too.とかtoo~to構文とかの定型句ではじめから習ってしまっているため、tooそのものの役割に注目したこともないみたいな上体も容易に予想できます。
そのため、まずはtooについて簡単に理解するところから始めていきたいと思います。



ところでtooの品詞って何ですか?
多分too知ってますかと聞くと全員自信満々に「そんなん知っとる!」って答えると思うんですけど、品詞を聞くと途端に「うっ」って顔になる人多いと思うんです。
中学のはじめのほうで出ているから、当たり前のように知ってるつもりになってまうため、案外こういう簡単な単語のほうが抜けがちになってしまうんです。
これを機にせっかくなので、わかるに決まってるやんって思う単語ほど一度確認してみるといいかもしれません。
さて、前置きのわりに当たり前のことが答えになってしまうのが忍びないですが、tooの品詞をみていきましょう。
tooは副詞です。
一応簡単に副詞って何かの解説も添えておこうと思います。
英語には大きく、文章になくてはならない要素を構成する品詞と、あってもなくてもいい要素を構成する品詞があります。
副詞は後者のあってもなくてもいい要素を構成するものとなります。
このあってもなくてもいい物には大きく分けて、形容詞と副詞が存在します。
どちらも他の品詞や句を詳しく説明する働きを持っています。
その両者の違いは、何を修飾(=詳しく説明するか)によって分けられます。
名詞を詳しく説明するものが形容詞、名詞以外を詳しく説明するものが副詞って覚えておいて下さい。
(よく、動詞を詳しく説明するものが副詞って説明を見かけますが、あれ違います(笑))
この予備知識を踏まえてtooを見てみましょう。
Nice to meet you too.
I am too busy to study English.
上は「私もお会いできて嬉しいです。」って訳になり、tooは「も」の意味で使われています。
別に「お会いできて嬉しいです」って言うのんが伝わればいい訳なので、極論わざわざ「私も」なんて意味を添える必要なんてありませんよね。
あってもなくてもいい要素ってこんなイメージです。
また、「も」って言うのんは後に続く「お会いできて嬉しいです」全体を詳しく説明していると判断できるので、これは副詞といえます。
次にI am too busy to study English.ですが、こちらは直訳すると「私は勉強するには忙しすぎる」ってなります。
「~すぎる」という言葉は「忙しい」という形容詞を詳しく説明していますので、やっぱり副詞として機能しています。
こんな感じで副詞のtooのイメージを抑えておいて頂ければとおもいます。


さて、本題の「どんなに◯◯しても、しすぎる事はない」構文です。
You cannot be too careful in driving a car.という例文を直訳してみましょう。
「車の運転において、あなたは注意しすぎる事はできない」という訳になりますよね。
「注意過剰な状態を作る事などできない」を意訳して、「注意しすぎると言う事はない」という訳になるんです。
この構文、tooの意味さえ知っておけば、そもそも暗記する必要すらないですよね。
こんな風に、分解すれば覚える必要がない構文は以外と数多く存在します。
分解しても複雑なものだけ覚えて、それ以外は極力覚えないようにする。
こんなスタンスが英語を勉強する第一歩だと思います。
自分自身で英語を分解するスキルを身につけて、今までの無駄をそぎ落としていきましょう!!