新・薄口コラム(@Nuts_aki)

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



「キャバ嬢が就活に強い」のではなくて、「おっさんがキャバ嬢に弱い」だけ

キャバクラでのバイト経験者は就職に強い? 彼女たちの強みを分析 - ライブドアニュース
NEWSPICKSで見たライブドアニュースの記事です。
キャバクラでバイトしていた大学生の就職での強みが書かれています。

確かにキャバクラで働けば、本当にいろいろな経験ができ、年上とのトークや周りとの競争で精神的にも大きくなるように思います。
でも、それが就職で有利になる最大の理由ではないと思うんです。
この記事と、それに対するコメントをみるとほとんどがキャバ嬢に焦点を当てた意見でしたが、僕はキャバ嬢が面接で採用される最大の理由は面接官の側にあると思います。

冒頭にも書いたとおり、キャバ嬢が就活に強いのではなく、面接官をするおっさん達がキャバ嬢に弱いだけではないかと。。
それ(おっさんを惑わすスキル)をキャバクラで身につけることができるスキルと言うのなら間違えなくキャバクラで働けば就活に有利といえると思いますが、僕には面接官をするおっさん達の側に弱点がある(弱すぎる)ように思えてしまいます。

でも仮に僕が面接官だったとして、ガチガチに緊張してロクにこちらの話も聞かない女の子と部屋に入って愛想良く挨拶してくれて試験官の話をしっかりリアクションとって返してくれる子が来たら、他のspecが僅差なら後者を間違えなく選ぶと思います。
通常その力を「コミュニケーション能力」とか呼ぶのだと思いますが、「愛想良くする」も「相手の話に耳を傾ける」も相手を気持ち良くさせるスキルでしかないと思います。
そんなものに引っかかる、或いはそれをコミュニケーション能力といって積極的採用するのは、少なくとも僕は面接する側の見る目がないだけだと思ってしまいます。

実際社会で生きていく上ででその力が必要なのは事実ですが、そんな当たり前のものを持って、「武器」と呼ぶのはなんか違う気がしたので取り上げました。
僕が言いたいのはタイトルに書いた、ただ一つの事だけ。



キャバ嬢が就活に強いのではなく、おっさんがキャバ嬢に弱いだけ