新・薄口コラム(@Nuts_aki)

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



ルーブル安でお金儲けする方法を考えてみた。

ロシアのルーブルが連日アメリカドルに対して史上最安値を更新しているというニュースをよく見かけます。
このニュースを見てふと思いついたのですが、今ひと稼ぎしたいって人はここに目をつたらいいんじゃないかって思うんです。
最安値になったタイミングを見計らってルーブルを買い、その後の景気回復したタイミングで売りに出して差額で儲けるとかいうことではありません。
それだと最安値のタイミングを見定める知識が必要になるし、ほとんどギャンブルです。
為替レートの上下を利用したマネーゲームは分が悪いと思うんですよね。
そんなもの専門家の人たちがやっていて、勝てるわけないので。。
僕が思ったのは、個人でひっそり小金を稼げるんじゃないかって方法です(笑)
勿体つけた風に引っ張ると、どこぞの情報商材みたいになってしまうので、さっさと本題に入ります。

僕が考えたのは、ルーブル安を利用してi-PhoneやKindleみたいな世界中どこでも同じカスタマイズで販売されている商品を購入したらどうかというものです。
為替の変動が物価に反映される時差を利用したら安く商品をてにいれることができると思うんですよね。
為替レートと物価は一緒に推移します。
たとえば円が安くなったらその分商品の値段は高くなる。
仮に1ドル=100円だったのが1ドル=200円になったとしたら、一個1000円だった商品は倍の2000円という値段になるわけです。
上の例で円の価値が半分になったということは、同じ商品を買いたい場合、倍の値段を払わなければいけないってことなんですよね。
理論上、物価は為替レートに応じて変動します。
しかし実際は、商品の値段を変えるという企業の意思決定には多くのプロセスと結構なコストがかかるため、為替レートの変動に比べて物の値段の上下は遅くなります。
今のルーブルの下がり具合からすれば、ルーブル安になっていくスピードに対して商品の値段の上昇が間に合っていまいと思うんですよね。
とくに生活必需品ではなく、かつ世界展開しているような企業の製品に関しては。。
だから、このタイミングでルーブルに替えてロシアで上に該当するような商品を買えば、相対的に本来の価格よりもはるかに安い価格で商品を購入することができる。
それをロシア以外の国(ネットオークションなど)で適正な価格で売ればそこそこの利益になると思うのです。

たとえば日本円で10万円のMacBookが売られていて、この四半期で日本円に対して30%のルーブル安になっているとします。
MacBookの値段もルーブルのレートも細かいことは知らないので完全に適当に置いた数値です 笑)
数か月前が1ルーブル=3円くらいだったのが今1ルーブル=2円弱。
日本円で10万円のMacBookの価値をルーブルに直すと3万3千ルーブルから5万ルーブルに上がっているわけです。
しかしロシアではこのペースに合わせてMacBookの価格が上昇していないとする。
その場合本来2台分の値段で3台のMacBookを購入できるわけなんですよね。
で、購入した商品を自国で売ればその分お金が増える。
20万円を10万ルーブルに替えて一台3万3千ルーブルMacBookを3台購入して、それを日本で本来の価値(10万円)で売れば30万円になるわけです。
輸送コストが差額収益分(約10万-6.5万=3.5万円/台)を超えるラインで購入すれば利益になるはず。
高付加価値で軽薄短小の商品を中心に価格の上昇と自国での需要(ネットオークションでの値段を調べれば行けると思います)を調べて、あとはロシアに友達でもいれば、結構いけると思うんですよね(笑)

細かな規制や実際の物価の推移は全く知らずに書いているので実際に行ったらどうなのかはわかりませんが、理屈の上ではこれでいけるはず。
僕は興味がないのでやりませんが、同じこと考えてやっている人って結構いるんじゃないかなあ。。。