新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



アウトプットしすぎると、みんな同じパターンになる

ここしばらくブログの更新を止めていました。
仕事の方でアウトプットをする量が多くて、ブログでアウトプットするネタが残っていなかったというのもありますが、それ以上にエントリの思考パターンが単一化している気がしたので、少し期間を開けていました。
文章を書く人(デザイナーとかアニメーターもそうですが)は基本的に、自分の好きな物事への切り口だったり、ついつい頼ってしまいがちな思考パターンをもっています。
例えば作家の岡田斗司夫さんの思考のクセだったら、質問に直接答えるのではなく、質問の文字の細部まで見て、「質問者はなぜその言葉を使ったか?」という観点から本当に聞きたいことを類推して答えるという感じ。
或いは坂上忍さんの好きなパターンだったら、はじめに「俺キライ!」みたいに感情でばっさり切って、そのあとに真剣な顔でその根拠を論理的にまとめみたいなやつです。

自分の得意なパターンがあっても、それ以外のアイデアの出し方をしたり、他から意見を引っ張ってきたりというようにして、通常は巧みに得意なパターンがバレないようにしています。
しかし、アウトプットする量が多すぎると、ついついこのパターンが多く出てきてしまうのです。
この、いろんな切り口や考え方を織り交ぜず、自分の得意なパターンに偏ってしまう状態を僕は創作のオーバーワークと呼んでいます。
カッコつけてみましたが、要するに「たくさん作りすぎ」
この状態に入ると、どうしても作り出した作品のパターンは似たものが多くなってしまいます。

例えばここ数年の秋元康さんは、明らかにオーバーワーク状態。
彼の好きな歌詞パターンって、身近なワンシーンを題材にして、はじめのAメロでそれに気づく描写、繰り返すところで話を広げる、Bメロで登場人物の心情の変化があってサビで大きな進展みたいなやつだと思います。
キャッチだったり意外だったりするフレーズを選び、そこから話を広げていく。
HKTができた辺りから、明らかにこのパターンが増えたように感じます。
他にはイケダハヤトさんや堀江貴文さん。
イケダハヤトさんの場合、炎上なり質問コーナーなりいろんな入り口がありますが、基本的にだから地方移住はどうですかというところや、ライフスタイルの提案というところに落ち着かせるのがお決まりの型。
もちろん本人が意図的にそうしている側面が大きいと思うのですが、一日に六本更新を明言してから、このパターンに頼るものが明らかに多くなっています。
っというより、他の思考パターンが減った。
堀江さんも本来色んな切り口から考えるパターンをもっていると思うのですが、本やらsnsやらでアウトプットしすぎて、ついつい自分の好きな思考パターンに頼っている節がある気がします。
忙しくとついついお気に入り服ばかり選ぶのと同じように、アウトプットしすぎると、ついつい自分の得意な思考パターンに頼ってしまうわけです。


話をグッと戻して、僕もここ最近は自分の得意な思考パターンに頼りがちになっていました。
昨日はシチューで今日は肉じゃが、そして明日はカレーみたいに、同じ材料と調理方法で味付けだけ変えている感じ。
一週間でいろんな方面のインプットができたので、またブログの更新をしていきたいと思います。