新・薄口コラム(@Nuts_aki)

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



ルールに向き合うときの4通りの考え方

僕は「ルール」に対する向き合い方には4種類あり、その立ち振る舞いを見ると、その人の性格が分かると思っています。
ルールに対する向き合い方は以下の4通り。
①ルールの中で勝負する
②ルールを利用する
③ルールを守らない
④ルールを壊そうとする
おそらくたいていは4パターンのうち、①は特に言うまでもないでしょう。
普通に何かで勝負するときの思考法です。
問題は②~④について。
具体的にこの思考法をとる人の例を挙げて考えてみたいと思います。

まず、②のルールを利用する人の思考について。
これは、あるルールが決められていたら、そのルール同士の組み合わせで何とか自分に優位に物事を進められないかと考える思考法です。
例えば奨学金について。
奨学金とは、「学校に行くのにかかる費用を借りる制度」です。
ただし、見方を変えれば「利子率の極めて低い借金」と見ることもできます。
しかも審査は学校の成績という、他のあらゆる借金よりも格段に低いハードル。
こう考えて大学入学時に奨学金を満額借りておいて、卒業時に手元に残しておき、車のローン等の変わりに使うみたいなこともできてしまいます。
これが「ルールを利用する」思考法です。
電子マネーができたばかりでまだ法整備が確立されていないときにボーナスを自社の電子マネーで払おうとしたホリエモンや、2ちゃんねる管理人のひろゆきさんが得意な思考法。
一般に、この思考法をする人は「ずるい」とみなされがちです。

③のルールを守らないというのも比較的理解されやすいでしょう。
学校の「ルール」を守らなければ不良、法というルールを守らなければ犯罪者ということになります。
そして、ルールを破った場合、自由を得られる場合とそのリスク分のメリットが得られますが、その代償として信用や社会的な地位を失う、場合によっては罰せられることもあるというもの。
守るべきルールを完全に逸脱し、そのリスク分でレバレッジをかけるのがここに該当する思考法です。
②で例に挙げたひろゆきさんがここに該当する好例です。
ひろゆきさんは2ちゃんねるに書き込まれた誹謗中傷損害賠償として何件もの損害賠償を請求されています。
しかしそれらはいずれも踏み倒しています。
裁判で損害賠償請求をされているので財産が差し押さえられれば当然没収されてしまいます。
しかし、差し押さえる財産が見つからない。
そのため、損害賠償とそれに応じないことで支払わなければならない額が莫大な金額に膨れ上がっても、支払うことなく逃れています。
莫大なリスクと引き換えにメリットを得る。
これが③の思考法です。

最後の④の思考法について。
これが最も厄介であるといえます。
ここに該当する人は、システムの不備をついて、システムを破壊しようと試みます。
コンピュータで言うところの、バグを見つけるイメージです。
僕の職場は駅前にあり、頻繁に不法駐輪の自転車を撤去する撤去車がやってきます。
たとえばこの自転車が撤去される歩道に近所のマンション(そこそこ高級)に留めてある自転車を何台か混ぜておいたらどうでしょう。
おそらく自転車が盗まれたと考えて盗難届けを出すと撤去されて撤去自転車の預かり場所に補完されていると連絡が行きます。
保管場所はかなり遠くにあり、しかも罰金も取られるため、非常にストレスです。
仮にそんなことが何度か続けば、マンションの人たちのクレームは全て自転車撤去の団体に向かいます。
自転車をそこに移動することを完全に見張ることは不可能だからです。
一方で自転車を撤去する人たちも不法放置自転車なのかマンションから持ってこられた自転車なのかを判別するのは不可能。
そうなると、自転車撤去を止めざるを得なくなります。
非常にスケールが小さい上に、そもそも僕がここに該当する思考法が苦手なこともあって、少し分かりづらかったかもしれませんが、これが④のルールを壊そうとする思考法です。
スケールが大きくなると、非常に厄介。

以上①~④が僕の考えるルールに対する向き合い方です。
これとは別に、ルールを作る考え方もありますが、それは少し違う話になるので、ここでは割愛します。
殆どの人は①に属し、その中で高いパフォーマンスを発揮できる人が、いわゆる世間で言う「頭がいい人」であり、「優秀」な人である。
そして②~④に属する人は、「ずるい人」で、「悪い人」で、「怖い人」と評価される。
しかし、②~④に属する人の中にこそ「面白く」て「度胸」があって「頭のいい人」が潜んでいるのだと思います。
というわけで僕は②~④にとてもひきつけられてしまうのです。
みなさんは何処に該当する思考が得意ですか?

 

アイキャッチはルールを変える思考法