「せんさん(僕のあだ名)だって遊園地好きじゃないでしょ?笑」
少し前に、とあるmtgに参加していた時に友達から不意にこんなことを言われました。
そのときは理屈を組むのが面倒だったので「もちろん!」と即答したのですが、よくよく自分が「遊園地が好きか?」を自問してみると、実は結構遊園地が好きであることに気がづきました。
大前提として人混みと待ち時間が嫌いで、同じ人と長時間(朝から晩まで)いることが嫌いなので、まあ「遊園地」という設備とはことごとく相性が悪いわけですが、それを差し引いても好き嫌い度合いはプラマイゼロくらいなので、「遊園地」それ自体は結構好きなように思います。
ただ、明らかに「遊園地で楽しむ」のは嫌いです(笑)
「遊園地(を)楽しむ」なら好きだけれど、「遊園地(で)楽しむ」のは好きじゃないというのが、僕の「遊園地好きじゃないでしょ?」に対する最も正確な答えであるような気がします。
学生時代に富士急に遊びに行ったとき、一緒に行った子に「お化け屋敷とジェットコースターがむちゃくちゃ怖かったね!」と言われて、僕はびっくりするくらいそれに共感できなかったことを鮮明に覚えています(笑)
お化け屋敷は「驚き」はあったけど「怖さ」はなかったし、ジェットコースターは「高く」て「速い」けど「怖い」はなかったじゃん?みたいな感じです。
もちろんそんな場を台無しにする事は口にしませんでしたが、なぜ「驚き」や「高さ」や「速さ」を一緒くたに「怖い」と表すのかが、全く理解できなかったわけです。
(高所恐怖症だから「高い」が「怖い」はわかります 笑)
こんな風に書くと「お前はやっぱり遊園地が嫌いだろ?」と思われそうなのですが、決して楽しんでなかったわけではないのです。
僕だってお化け屋敷もジェットコースターも楽しんでいました(笑)
ただその楽しんでいる部分が「むちゃくちゃよく作り込まれている」とか「絶叫マシーンの楽しませる仕組み」とか、そういう部分というだけ。
或いは自分がアトラクションに乗ったとき、どういう感情が沸くのかを言語化できたりすると楽しかったりします。
ディズニーランドのスペースマウンテンに初めて乗ったときは「怖い」と感じ、それが視覚情報が得られないことによる「不安」からきてる物なんだと自分の中で勝手に納得してテンションが上がったりと、アトラクションに関してもとにかく「分かる」が楽しいわけです。
僕の遊園地の楽しみかたはどこまでも「遊園地(を)楽しむ」であって、「遊園地(で)楽しむ」ではないみたいです。
もちろん「遊園地に一緒に行った人(たち)とわいわいする」という時間の共有の部分に関しては、行くたびにむちゃくちゃ楽しいと思っています。
これはあくまでアトラクションと空間自体に対する感想。
遊園地が嫌いという人の中にも実は①遊園地が楽しめない人と②遊園地は楽しめる人がいるような気がします。
僕は典型的な②のパターン。
もちろん①の場合はそもそも行く必要はありませんが、②の場合は案外食わず嫌いなだけで行ったら楽しめるのかなと思うわけです。
というわけで遊園地における「遊園地(を)楽しむ」というやり方は結構オススメだったりします。
4月末からGWに書いたメモを整理していたらそんなことが書いてあったので、エントリにしてみました。
多分こういうやつはモテない(笑)
アイキャッチはメンタルをロジックで切らないという名言を残した山田玲司先生の『モテない女は罪である』です。