コンビニアイスを趣味で追っかけている僕としては、食べずにはいられません。
・・・あんまり食べたくなかったけど(笑)
で、食べてみたので感想をツラツラとまとめて見たいと思います。
で、これが中身。
ミルク系アイスには、ミルクの含有量によってアイスクリーム規格、アイスミルク規格、ラクトアイス規格の3種類があるのですが(アイスクリーム規格が一番濃厚です。ハーゲンダッツとか)、ナポリタン味はラクトアイス規格。
なまじミルクミルクしてない方がいいと思います。
因みに余談ですが、一般的なカップアイスで濃厚と感じるものは大体アイスクリーム規格です。
アイスミルク規格はスティックタイプに多いイメージ。
スティックで濃厚なアイスを味わいたければ、パッケージの裏の規格をみてアイスクリーム規格のやつを選ぶといいと思います。
復刻版ホームランバットが確か棒アイスでアイスクリーム規格だったと思います。
あと、LAWSON限定のラム香る大人のあずきミルクバーも、、
うん!安定のマズさでした(笑)
ベースがナポリタンの味のアイスです。
そこに甘めのゼリー状にしたトマトアイスが入っています。
ゆっくり味わっていると、食べ残しのナポリタンのような風味が、口の中に漂います。
多分苦手な人は一口で断念するお味(笑)
コーンポタージュは結構美味しかったのですが、続くシチュー味とナポリタン味はかなりネタに走ったという印象です。
ただ、このシリーズには僕なりのちょっとした食べるコツみたいなのがあって、それさえ守ればそこそこ美味しくいただけます。
(多分赤城乳業さんは、こうやって食べることを想定したんじゃないかって食べ方)
まず、これらがなぜアイス規格の中で最も低いラクトアイス規格なのかに注目します。
その理由は、舌の上で味わう食べ方を想定していないから。
普通、舌で味わって欲しいならば口の中で濃厚に溶けるアイスクリーム規格にするはずなんですよね。
それをしないのは舌で味わう以外の楽しみ方を第一に考えているからだと思うんです。
次に、ガリガリ君の構造を考えます。
表面を果汁アイスで覆い、内側に氷の断片が入ったおなじみの構造。
これはネーミングの通り、かぶりついて食感の違いを楽しんで欲しいための工夫であると考えられます。
今回のナポリタンのトマトゼリーも同じ。
ノーマルのアイス、カキ氷、ゼリーの3種類の食感の違いを演出したいからこそ、この構成にしてあるのだと思います。
これらを踏まえた正しい食べ方としては、アイスキャンディーのように少しずつ舐めていくのではなく、カキ氷を頬張るように豪快にかじりつき、全部溶ける前に飲み込んでしまうというもののはず。
ちょうどビールを飲むようなイメージです。
豪快にかぶりつき、歯で噛み砕き少しだけ味わったら、溶け切る前に飲み込んでしまう。
これが、ガリガリ君珍プレーシリーズの正しい食べ方です。
実際にこれで食べると意外と美味しかったりします(笑)
今回のナポリタン味でいえば、トマトの甘さが引き立ち、塩気がアクセントになると同時に噛み砕いた時の氷の固さとゼリーの柔らかさがいい感じに緩急をつけてくれます。
因みにシチュー味はこれで食べると結構イケます!
気になる方は是非一度、ご賞味下さい。
因みにシリーズの正式名称は、ガリガリ君リッチ衝撃シリーズ3部作。
今回のナポリタンはその完結編です。