新・薄口コラム

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



ちょっとだけ強くなる、面接・小論文のススメ

この前後輩から就職活動の相談を受けて、会話に関してふと浮かんだことです。

僕は人と話すという行為には2種類あると思っています。
一つは何も考えずに人と話す会話。
そしてもう一つは相手に何か伝えたり、楽しませたりと相手を意識した会話です。
前者は時間をつぶすものなので気軽にできますが、おそらく話した内容に対する印象がまったく残りません。
その場で考えたこと会話の流れで思うままに話すという点で、こちらのしゃべり方は受け身の会話と言えます。
(相手に合わせているという意味での「受け身」という言葉ではありません。)
反対に、後者は相手の一言一句に気を巡らせ、相手の反応を想定して話す話し方。
相手が何を求めているのかだったり、相手の言葉にうまくかぶせたりするためむちゃくちゃ疲れますが、その分当然相手の印象には残ります。
相手の真意を読みながら会話をするということで、極めて能動的な話し方です。

僕たち塾講師をはじめ人前で話す人たちは、話がうまいのではなく、後者の「能動的な話し方」っていうのんを身に着けているだけだと思います。
(きっと人前で話す職業の人には納得していただけるはず。。)
ちなみに僕は友達曰くかなり意識的にこの2つを切り替えてまう癖がついてしまっているらしく、授業とか人前に立った時と真剣に相談に乗っている時、以外信じられないくらい会話が下手になってしまうらしいです(笑)
あるいは飲み会で場を盛り上げるのがうまい人たちも同じ。
一対一であるならば話し相手の子がどんな言葉を求めていて、どんな話をしようかと気を張って構えています。
大人数ならばその場の空気を感じ取って、面白い話をして笑いを提供する役回りにいるべきなのか、突っ込みに回るのか、要所要所で細かなパスを回す役に徹するのかなど、自分の立ち位置をうまく考えたりしているのだと思います。

会話が得意って人は無意識に後者のしゃべり方ができる人。
会話が苦手な人は後者の話し方を意識していない人。
話が面白いと言われる人でも、気心知れた友達といるときはその場を盛り上げようなんてしていないので、常に面白いなんて絶対ありません。
話が面白い人っていうのは、自然体で面白いのではなく、その場を盛り上げようとしているから面白いわけです。

で、面接とかでもまったく同じ。
「こいつ相手に伝えるのうまい」って見える人や「はなしがスムーズで面白い」って思う人は、間違えなく相手の言葉を一言一句聞き逃さず、相手の聞きたいことを読み取るような聞き方をしています。
たとえば「学生時代に頑張ったこと」って聞いてきたとして、面接が苦手な人は文字通り「頑張ってきたこと」と「自分の考えた相手に伝えたいこと」を時系列で話し出す。
一方面接が得意な人は相手の前後の話や表情をみて、自分がいくつか用意してきたパターンの中で一番相手が求めているであろうものを相手の話し方に合わせて語る。
あくまで「相手の聞きたいこと」に対して話を返すんですよね。

相手が何が聞きたいかをくみ取ろうとせずに自分の言いたいことを話すのは、印象に残らない以前に悪い印象を与えてしまう可能性もあります。
「野球選手で誰が好き?」って聞いて「サッカー選手ではヒデが好きです!」って答えられたらむかつくじゃないですか?(笑)
それと同じです。

じゃあ具体的にどうすれば相手の聞きたいことをくみ取ることができるのか。
ほんのちょっとだけ相手の意図を読み取れるようになるのでいいならばLINEの返信をすぐしないっていう練習をしてみたらいいと思います。
大体友達からのLINEに返す時って、ふっと頭に浮かんだ言葉を返すじゃないですか。
それはまさに流れに乗っかって返す受動的な話し方。
すぐに返さずに相手が何を聞きたいのかを考えてみる、あるいは初めに浮かんだ返信メッセージを一回削除して書き直してみる。
そんな風にしてみたら多少相手の意図を読むってことの練習になるような気がします。
たとえば何気ないメッセージでも、「この時間に他の友人でも女友達でもなく、彼女さんでも親でもなく、自分に対してメッセージを送ってきたのはなんでだろう?」ってのを考えてみる。
そんな風に一週間くらいメッセージを返す際に意識していたら、ほんのちょっとだけ意図を読む力が付くように思います。

評論文やESもまったく同じです。
お題が与えられたら徹底的にその題材で出題者が聞きたいことを考えてみる。
「単純な文章力」なのか「面白い切り口」なのか「論理的なものの見方」なのか「質問の真意に気づく洞察力」なのか「感情や思いの強さ」なのか。
それが課題である以上、絶対に出題者が意図しているところがあるはずです。
こちらもLINEで練習してみるといいんじゃないかなって思います。

ってか、僕に就活の相談することがまず間違えな気がする(笑)

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