新・薄口コラム

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だから彼氏と話が合わない!?ケンカにならないための「投資趣向」の会話術

5月はゴールデンウィークがあったこともあり、色んな属性の人と話をする機会がありました。
その中でふと思ったのが、会話の楽しみ方には2種類あるのだということです。
ひとつは一緒にいる空間を楽しもうとする楽しみ方で、もう一つは話の内容に食いつく楽しみ方です。
前者は話している内容はあまり関係なく、同じ空間に一緒にいて、ただだらっと話している状態が楽しいというタイプ。
後者は何について話すのか、どんな内容を話しているのか、あくまで一緒にいることでなく、話している相手と会話が積み上がっていく事を楽しむタイプです。
僕はそれを「消費趣向の会話」と「投資趣向の会話」と呼んでいます。

会話内容の違い

両者の間には大きな違いがあります。
消費趣向の会話が好きな人はそもそも「一緒にいる」こと自体が目的なので、内容の密度は求めません。
むしろ、論理的なやりとりや深い話の掛け合いみたいなことは避けたいと考えている場合がほとんど。
消費趣向の会話が好きな人が好む会話の内容は、共通の友達の近況や家族の愚痴、職場の人間関係やテレビの話題など。
結論を求めるものではなく、一緒に共感や盛り上がることができる内容を好みます。
逆に嫌うのは結論を探していくようなタイプの会話です。
それはまさに投資趣向の会話が好きな人の求めているものだったりします。

投資趣向の人はコンテンツとして面白い内容を好みます。
よくあるのが面白いと本や映画、音楽の紹介や最近のニュースに関する話題です。
一見すると消費趣向の会話と変わらない様に見えますが、その話題の出し方が決定的に異なります。
投資趣向の人はその作品のどこが凄いのか、なぜ惹きつけられるのかといった「その作品に対する自分の考え方」が会話のメインになってきます。
消費趣向の会話では共感がメインになるのに対して、投資趣向の会話ではお互いの考え方の違いが大切になってきます。
「あの作品の○○っていいよね」会話を進めるのが消費趣向の会話で、「あの作品の○○についてお前はどう思う」と会話を進めるのが投資趣向の会話です。
投資趣向の人はあくまで何かを題材にした建設的な議論や考えの言い合いを求めています。
だから、たどり着きたいところが見えづらい話題になると「それってこういうことだよね?」とすぐに結論を求めがちです。


話に対する向き合い方の違い

恋人との話が上手く噛み合わない理由の多くは、消費趣向の人が投資趣向の人の考え方が分からない、あるいはその逆のパターンでしょう。
全く正反対の趣向の人を自分と同じロジックで切ろうとしたら、そこに多くの摩擦が生じます。
会話を上手く成り立たせるためには、相手の「話すこと」に対するスタンスを認識しておくことが大切です。

先にも書きましたが、会話に際して消費趣向の人が重視するのは空間を共にしていることです。
何を話しているかよりも一緒にいることが大切。
だからどうやって聞いているか、相手がどれくらい自分と真剣に向き合ってくれているかを重視します。
一方で投資趣向の会話が好きな人は、一緒にいる時間自体には何も感じません。
あくまでどんな話をしているのかが大切。
だから相手の話を聞いている最中でも、平気スマホを操作できるのです。
それは投資趣向の人が不誠実と言うわけではなく、話すことそのものに価値があると考えていないからです。
投資趣向の人と会話を上手く進めたいときは、そのことを頭に留めておくことが重要です。

逆に投資趣向の人にとって、消費趣向の人が好む共感や盛り上がりは理解できません。
消費趣向の人はあくまで自分と話し相手が一緒に楽しめることを大切にします。
だから会うたびに同じような話題を何度も繰り返すことに抵抗がありません。
何を話すかではなく、自分と相手が楽しい気持ちになれることが消費趣向の人の重要課題なのです。
したがって、投資趣向の人が消費趣向の人と上手く話をしたければ、「共感」ということを意識する必要があります。



たかが話なのだから大きな違いなんてないんじゃないの?と思う人も多いかもしれません。
しかし消費趣向の人と投資趣向の人では、僕たちが想像する以上に会話に対するスタンスが違います。
「なんで分かってくれないの?」と感情的になるのも、あるいは「あいつは身のない話ばかりする」と切り捨てるのも簡単です。
相手のことを自分のフィールドで切って、話の空気が悪くなったのを相手のせいにするのは簡単ですが、それではなにも解決しません。
険悪なムードというのは消費趣向の人と投資趣向の人が、お互いのフィールドで相手を切っている状態のことなのです。
それを改善するには、今まで書いてきたような、会話内容や会話に対する向き合い方の違いをしっかり理解しておくことが大切です。
分かろうとするのではなく、そういう考え方もあるのだと認識すること。
それが重要な気がします。


アイキャッチは消費趣向の会話がよく分かる東村アキコ先生の「東京タラレバ娘」

東京タラレバ娘(1) (KC KISS)

東京タラレバ娘(1) (KC KISS)


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