新・薄口コラム(@Nuts_aki)

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



根性論が嫌いな人のための理屈勉強法4 | 頭のいい子の育て方1-1

僕が19さいの時にライフワークにすると決めた事のひとつに、「人工的に頭のいい人を創出するメソッドの開発」というものがあります。
かなり酔うとうっかりこの話をしてしまい、その度周りの友達にはバカにされているのですが、実は結構真剣に言っていたりします(笑)
いわゆる「頭のいい人」を何千と分析して、その思考パターンや行動原理、情報処理の順序を体系化、その上で共通項を抽出して誰でもトレースできるメソッドに落とし込めば、100%とはいかなくとも、天然物の10分の1くらいの精度の「頭のいい人」を生み出すことはできるのではないかとおもっているのです。
最終的に還暦くらいまでに何らかの形にできればと思っていることなので、まだうんこみたいな精度ですが、今頭でまとまっていることを書き出してみようかと思います。



現時点で僕が考えでは、「頭のいい人」というのは、①秀才型と②天才型の二種類に分けられます。
秀才型は勉強や仕事などのいわゆる数値化できる分野に長けた人で、天才型は芸術や発明などのクリエイティブ分野に長けた人のことを指します。
これらの人物になるために鍛える要素は、明確にことなっているように思います。


秀才型の頭のいい人に共通することは、情報処理能力の高さと、論理的思考力の精度、知識の整理度合です。
これらを適宜使い分けることで、非常に素早く仕事をこなしたり、問題解決に当たったりしています。
情報処理能力はさらに低速回転の思考と高速回転の思考に分けられます。
高速回転の思考とは、いわゆる「頭の回転の早い人」と聞いてイメージするものです。
この思考法は、相手の投げかけた問いに瞬時に回答するため、頭のキレる人という印象を相手に与えます。
反面で、瞬発力に頼るため、論理やアイデアが「軽い」ものになりがち。
すぐ出てくる分、何度も聞いていると、あの人は本質のところではいつも同じことを言っていると思われる危険性があります。
こうした高速回転の思考と逆をいくのが、低速回転の思考です。
こちらは質問を振られてたときに、「うーん」といって一人で考え込んでしまうタイプの思考法です。
こちらはゆっくりと理論を重ねていくため、会話の中でむやみに取り入れてしまうと流れを分断してしまう恐れがある反面、出てくるアイデアはしっかり練りこまれた、自分らしいものになってきます。
この高速回転と低速回転の思考を素早く使い分けることが、いわゆる情報処理能力の高さだと思います。


秀才型の持つ能力の二つ目が論理的思考力です。
論理的思考力は、ある事象を客観的にみても納得できらように事実を積み立てるロジカルシンキングと、問題の本質がどこにあるのかを見抜く、クリティカルシンキングから構成されます。
ロジカルシンキングは、客観的な情報を元に仮説を立て、誰もが納得できるストーリーを組み立てる力です。
それに対してクリティカルシンキングは、ある事象の中からムダをそぎ落とし、その物事を引き起こす核になっているファクターに対して的確にリーチする能力。
MBAとかで学ぶ戦略の基本に近いものです。

秀才型の3つ目は知識の整理力です。
これは、インプットした膨大な知識を体系化してまとめ、いつでも引き出せるように頭の中にしまう力であるといえます。
この力を養うには、一つの分野に対して専門的に学び、その骨子を効率よく理解する訓練が必要です。
スポーツな音楽における10000万時間の法則と近いものがあります。
本来なら膨大な時間と経験の中から帰納的に感じ取る体系化や抽象化を、意識的に短縮する能力を整理力と読んでいます。

文章が長くなりそうなので、次回天才型の特徴をまとめ、その次以降でそれぞれの力を鍛えるために現時点で考えているメソッドを順次まとめていこうと思います。
不定期更新ということで、だいぶ先になったらゴメンなさい。。