新・薄口コラム(@Nuts_aki)

こっちが本物(笑)アメブロでやっている薄口コラムから本格移行します。



社会に出るときに知っておきたい、自分の戦い方講座

どんな仕事であれ、一定の関わりをしていると自分の得意とする「戦い方」に出会えるように思います。

最近の僕の関心事の一つが、この闘い方論。

ビジネスでも身近な駆け引きでもそうなのですが、僕はその人が何を使って勝負するのが得意なのかで、以下の3パターンに分けられると思っています。

①が殴り合い型で②がシステム利用型、そして③が環境利用型です。

一つ目の殴り合い型とは、どんなフィールドであってもスピードと手数で相手を圧倒するタイプです。

起業家や若手敏腕営業マンみたいな人に多いのがこのタイプ。

このタイプの人はどんな分野であっても、素早く動き、相手より早く結果を出すことができます。

だから周囲から優秀な人、凄い人という評価をされがち。

一方で、速く、手数の多さが最大の持ち味なので、出てくる戦略時代に他には真似できない独自性はありません。

だから、常に先陣で闘い続けないと後続勢に追いつかれてしまいます。

 

2つ目のシステム利用型とは、既存のルールを対極的に理解して、そのルールを用いて有利に戦える方法を模索するタイプです。

ホリエモン高橋洋一さんあたりがこのタイプかと思います。

このタイプの人たちは普通の人が気付かないシステム上の穴を使っての勝負を好むので、しばしば「ズルい」と揶揄されます。

一方で、自分の力だけでなく、システムを見方につける姿から「頭がいい」という評価も受け取りがち。

良くも悪くも評価が分かれるのがこのパターンです。

 

3つめの環境利用型は非常に稀です。

常に俯瞰的に物事をみて、絶対に周囲に追いつかれないという要素をしっかりとそろえてから戦おうとするのがこのタイプ。

最も敵に回すと厄介なタイプです。

僕の中では西村博之さんあたりがこのタイプ。

環境を見方につけるので、最も効率的に自分の本来の能力以上の結果を引き出すことができます。

一方で、そうそう環境要因で勝負できる場は無いので、必然的に手数は少なくなる。

 

こうした3タイプはざっくりとその人の性格で向き不向きを考えることができます。

例えば、人との競争や他人から認められることが生きがいになっている人にとっては、①のタイプが最も向いています。

或いは行動力や熱量には自身がない代わりに、自分の考えた法則やロジックには人一倍自信があるという人は②に向いています。

さらに、自分の野心は殆ど無く、ただありのままの社会を観察したいみたいな人は③の闘い方が向いています。

 

別にこうした3タイプに優劣があるわけではありません。

単純に自分に向いている闘い方があり、違うフィールドで無理して戦うのはしんどいよねとうお話。

みなさんはどんな闘い方を得意としていますか?